図(page1/2):<卒論・修論でよくある修正項目>

その他

本記事では、卒論・修論の図についてよくある修正項目を紹介いたします。

<卒論・修論でよくある修正項目>シリーズでは、初学者がよく指摘される卒論・修論の修正項目を紹介しております。<卒論・修論でよくある修正項目>シリーズの概要とコンテンツ一覧は以下のページよりご確認ください。

図については掲載事項が多いので2つ記事に分けております。本記事は全2記事の中の1つめの記事です。以下の記事も合わせてご確認ください。

卒論・修論のフォーマットは、大学・学部・学科によって異なります。ここで紹介する内容は、著者が所属していた研究室のものを基本にしていますので、卒論・修論の執筆にあたっては所属研究室のフォーマットを確認し、それに準拠してください。

キャプションがない

全ての図には図番号とキャプション(説明)をつける必要があります。

【修正例1】

【修正例2】

図番号のフォーマットが統一されていない

一般的に図番号として以下のフォーマットが用いられます。いずれの形式を用いても構いませんが、論文全体を通して形式を統一する必要があり、複数の形式が混在してはいけません。

  • 図1
  • Figure 1
  • Fig. 1

ただし、「Figure」という形式でキャプションの図番号を記載した場合には、本文で「Fig.」という表現を用いても構いません(Fig. はFigureの略式です)。

「Fig.」 の”.”は省略を表す記号です。「Figure」の場合は”.”は不要なので、「Figure.」とはしません。

キャプションのフォーマットが統一されていない

論文全体をとおして、図および表のキャプションは以下の項目を統一する必要があります。

  • 言語
  • フォント
  • フォントサイズ
  • 行間隔

図および表には主要な研究結果がまとめられますので、世界中の人が確認できるように、本文が日本語の論文でも図表のキャプションはなるべく英語で記載しましょう。

キャプションが図の下以外に配置されている

図のキャプションは図の下に配置する必要があります。

【修正例】

なお、表のキャプションは表の上に配置する必要があり、図と表でキャプションの配置が異なるので注意してください。

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